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久々に、心を揺さぶられる映画と出会った。
それが、現在ライズXで公開中の「悪魔とダニエル・ジョンストン」。 http://www.cinemarise.com/ 実在する孤高のアーティストの半生を描いた作品だ。 彼についてまったく知識がなかった私は「おもしろい」という評判を聞いても半信半疑だったが、ダニエル・ジョンストンのあまりに破天荒な才能と生きざまが画面いっぱいに溢れていて、ぐいぐい惹き付けられてしまった。 彼は音楽だけでなく、美術の世界でも才能を開花させているのだが、一方で精神を病んでいて、精神病院への入退院を繰り返している。 それだけにその発言は支離滅裂ながら、彼の書く詞はギリギリの切実感から生まれているため、聴く者の心を激しく打つ。 救いを求める人がいて、手をさしのべる人がいる。それでも、救われない魂のとてつもない暗闇をかいま見て、やりきれない気持ちになってしまった。 この作品を観て改めて、アーティストたちの「表現せずにはいられない」衝動の強さと、表現することによって却って追い込まれてゆく精神の脆さ、運命の皮肉にあらためて感じ入ってしまった。
by ofsongs
| 2006-10-24 15:08
| movie
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